3月09日(土)
|丸亀市市民交流活動センター マルタス
てつがく屋講演会「てつがく×教育で世界を作りかえる〜哲学対話教育の現在と未来」
NHK・Eテレの番組「Q~こどものための哲学」監修を監修されている土屋陽介先生をお招きして、哲学と教育について講演していただきます。シンポジウムでは、てつがく屋の哲学対話に参加したことのある小学生や高校生も登壇します。
日時・場所
2024年3月09日 13:30 – 15:30
丸亀市市民交流活動センター マルタス, 日本、〒763-0034 香川県丸亀市大手町2丁目4−11
参加者
イベントについて
■講演内容
「“正義”っていったいなんだろう?」「“自由”ってどういうこと?」「友達と恋人の“好き”は同じ?」「本当の“幸せ”とは?」――日常生活で、誰もがこうした素朴な疑問にぶつかります。そんなとき、一人で黙々と考え込むよりも、みんなで集まって考えてみると、意外な“答え”が見えてくることがあります。
対戦プレイでなく、協力プレイで、哲学的なテーマについて考えを深めていく。そんな「対話型の哲学」が世界で注目され、日本でもこの約10年ほどの間に、急速に広まっています。じつはフランスやアメリカでは、幼稚園に通う3歳児でも、この対話型の哲学を実践しているのです!(『僕らの世界を作りかえる哲学の授業』内容紹介文より引用)
本講演では、哲学対話教育の現在の様子や意義を概説し、これからの課題についてシンポジウム形式で深めていきます。
■講演者
開智国際大学 教育学部 准教授
土屋 陽介 氏
開智国際大学教育学部・准教授。博士(教育学)(立教大学)。哲学対話教育、現代哲学、応用哲学などを専門とする。2008年頃に海外の「子どもの哲学(Philosophy for Children: P4C)」の教育実践に出会い、オーストリア、ハワイ、シンガポールなどの学校で授業見学や教員研修に参加する。2012年からは、学校法人・開智学園の複数の中学校で、学園が独自に開設した教科「哲学対話」の授業担当者を11年間務め、哲学対話教育の実践家としても活動している。主な著書に『僕らの世界を作りかえる哲学の授業』(青春出版社)ほか。主な論文に「哲学は教育のための道具か?:ラディカルに問い合う哲学の実践としてのP4C」(小玉重夫監修『対話的教育論の探究:子どもの哲学が描く民主的な社会』東京大学出版会, 2023: 13-32)、「哲学はどのような意味で現代日本の学校教育に求められているのか:「方法論」としての哲学と、「知識」としての哲学」(『現代思想』2023年4月号, 2023: 98-107)など。毎日小学生新聞「てつがくカフェ」連載担当。NHK・Eテレの番組「Q~こどものための哲学」監修。
■シンポジウム登壇者
てつがく屋代表 杉原あやの
(ほか、中高教諭、高校生、小学生が登壇予定)
■日時
2024年3月9日(土)
13:00 受付開始
13:30-14:20 講演会
14:30-15:30 シンポジウム
■参加費
1,000円(当日現金にてお支払いください)
高校生以下参加費無料
■定員
150名(定員に達した場合、申込受付を終了します)
■主催
(一社)てつがく屋
■後援
香川県、香川県教育委員会、丸亀市、丸亀市教育委員会、四国新聞社
■問合せ
一般社団法人てつがく屋
住所:〒764-0016 香川県仲多度郡多度津町東浜2-22